BPOサービス活用術!担当者が知るべき戦略的成長方法
「BPOサービスってどうなの?」「経営戦略をどう見直せば良いかわからない」とお悩みではないですか?
BPOサービスは、「事業内容の改善」や「経営戦略の見直し」に活用できるサービスです。現在、専門人材の確保が難しい企業をはじめ、中小企業、スタートアップ企業で導入が増えています。
各企業で導入が相次ぐのは、BPOサービスがただの業務委託でなく「経営課題の解決」や「社内業務の仕組化」に効果的だからです。
今回の記事では、BPOサービスを活用して企業が事業拡大・成長させる方法を紹介します。「アフターコロナに向けて経営課題を見直したい」と考える企業の担当者の方はぜひご一読ください。
目次
1.ウィズコロナで中小企業の多くが事業内容の改善に前向き
(引用:東京商工会議所「中小企業の経営課題に関するアンケート」)
東京商工会議所では、東京都23区内の中小企業・小規模企業を対象に、経営課題に関するアンケート調査を行いました。
その結果、半数近く(46.2%)の企業で、企業体質を改善していくために事業内容の見直しを図ろうとしていることが判明しました。
ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた経営についての質問では、37.4%が「人材開発・人材教育の強化」と回答しています。
アンケート結果から各企業では、コロナをきっかけに「経営戦略の立て直し」「事業拡大・成長」に対して前向きな姿勢であるとわかりました。
このように先行き不透明な情勢の中で企業を成長させるためには、社内の課題を敏感に察知して持続的に経営へ活かすことが必要です。
実際、コロナ禍にもかかわらず事業が伸びている企業では、世間のニーズや経営課題へ柔軟に向き合う姿勢が見られます。
しかしながら「社内人材をフル活用しても事業改善がすすまない」「効率的に事業改善へ取り組みたい」といった悩みを抱える企業もあるのではないでしょうか。
そんな時は「BPOサービス」を活用するのも一つの方法です。BPOサービスは外部へ業務委託するアウトソーシングのことで、経営戦略の方法として導入する企業が増えています。
これまでBPOサービスはバッグオフィス系の「間接業務」が中心でしたが、最近では人材育成やマーケティングなど委託可能な領域が拡大しつつあります。
そのため自社の課題に合わせて戦略的にBPOサービスを活用すれば、事業成長への効果が期待できるのです。
企業が新しい生活様式へ対応する一歩として、まずはBPOサービスを活用して事業改善や経営戦略の立て直しをはじめましょう。
2.事業内容の改善でBPOサービスに期待できること
事業内容の改善には「既存事業の強化」と「新規事業への取り組み」をバランスよくすすめる両利きの経営が必要です。
そうはいっても日々の業務が多忙で「今まで両方を考慮した経営をしてこなかった」という企業も多いでしょう。こうした取り組みは一朝一夕にできるものではありません。
両利きの経営をするためには、BPOサービスのような社外の力を上手に活用して経営戦略を見直すことが望まれます。
BPOサービスで委託できる業務範囲は、以下のとおりです。
- 人材採用・人材育成
- 総務
- バックオフィス
- カスタマーサービス
- 経理
- 調達・購買
- マーケティング
前述のとおり、BPOサービスは対応できる業務範囲が拡大しており、経営戦略の一つとして活用する企業が増えています。なぜならBPOサービスの活用は、企業にとって利点が多いからです。
BPOサービスの導入では、以下のようなメリットが得られます。
- 業務効率化がすすみコスト削減につながる場合がある
- 自社にないノウハウを取り入れることができる
- コア業務へ人材を充てやすくなる
例えば、BPOサービスを利用し専門ノウハウを取り入れるほうが、新たな社員を迎えるよりも採用コストの軽減に効果的ということです。
ただしBPOサービスは「業務の効率化」や「コスト削減」を目的とした業務委託ではありません。「外注したほうがコストが抑えられる」といった目的で導入するのではなく、あくまで経営戦略の見直し方法の一つと考えましょう。
3.BPOサービス導入前に確認すべきポイントとは?
BPOサービスの導入では、自社の業務で「どのプロセスを委託するか」を検討しましょう。なぜなら単純にBPOサービスを利用するだけでは、十分に導入効果を得られない可能性があるからです。
前述のとおり、BPOサービスは「社内で担当しきれない業務をアウトソーシングする」といった単純な委託ではありません。
そのため経営レベルで事業改善へ取り組むことを目的に、BPOサービス導入をすすめましょう。
ここでは、具体的に確認すべき3つのポイントを紹介します。
3-1.経営課題を洗い出しBPOサービスの導入目的を明らかにする
BPOサービスの導入では「経営課題を洗い出し、BPOサービスを利用する目的の明確化」が必要です。
なぜならBPOサービスの効果を得るためには、企業とBPOサービス業者との連携が重要だからです。
そのため企業では業者へ相談をするまでに、自社の課題をわかりやすく伝える準備をしておきましょう。
自社の経営課題を見える化しておけば、BPOサービスを「なぜ導入すべきなのか」社内でも共通意識として持てるため、社員が事業改善へ取り組みやすくなるでしょう。
3-2.BPOサービスに任せる業務範囲を決める
BPOサービス導入の目的が明確になったら「どこまで業務を委託するか」を決めましょう。なぜならBPOサービスは、業務プロセスごとに委託できるからです。
例えば「人事業務」について委託する場合、以下のようなプロセスを任せられます。
- 採用戦略の構築
- 採用業務
- 人材育成
- 評価制度の構築
BPOサービスでは、委託業務に対する運営責任を業者が持ちます。委託期間は数か月から数年単位となる場合も多いです。
中長期的に業務をサポートしてくれるため、経営戦略の見直しで効果が得られやすいでしょう。
3-3.信頼できるBPOサービス業者か見極める
BPOサービスを依頼する専門業者は、信頼できる業者か見極めましょう。業者選びのポイントは以下のとおりです。
- 依頼内容に対して導入実績があるか
- セキュリティ対策が万全か
- 業務に関する専門スキルやノウハウがあるか
- 導入コストが見合っているか
- イレギュラーな業務にも対応してくれるか
また効果が得られやすいBPOサービスの業者は、依頼された内容だけでなく業務の仕組化に重きをおいて企業をサポートしてくれます。
業務の運営がスムーズになる仕組みづくりをしてくれれば、BPOサービスが終了しても持続的な事業成長が目指せるでしょう。日乃出の「neconote(ねこのて)」ではこれらが可能です。
4.まとめ:「BPOサービスを活用した事業改善」に関する相談を承ります
今回はBPOサービスを活用した事業改善について紹介しました。BPO活用のポイントは、「社内課題を明確化し業者と連携しながらすすめること」です。
社内課題が明確であれば依頼内容もシンプルで伝わりやすく、BPOサービスの効果が得られやすくなります。
また業者選びではサポート内容だけでなく、信頼できるかどうか見極めることが重要です。不測の事態にも対応してくれるか、コミュニケーション力にも注目してみてください。
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